興風会館の正門には「タマイブキ」が植えてあります。
タマイブキとは「玉伊吹」とも書き、ヒノキ科ビャクシン属の針葉樹で、樹形が球形になりやすいことから庭木や盆栽などに使われることが多い植物です。
興風会館では、このタマイブキを正門のシンボル的な存在として昔から大切に育てておりました。
どのくらい昔から?というと・・・・
上の写真は昭和19年頃、興風会館設立15周年の頃に撮られた写真と思われますが、この写真にも正門の上にタマイブキが植えてあることがわかります。このことから、おそらく会館設立当初からタマイブキが育てられていたのでしょう。
会館では、毎年、このタマイブキの剪定をするなどの手入れをしておりますが、植えてから5年~8年位経つとやはり枯れた部分が目立つようになるため、このくらいのスパンで植え替えをしています。
現在のタマイブキも植えてから約8年が経過して、裏から見ると枯れた部分が目立つようになりました。
そこで、今回8年ぶりに植え替えをすることになりましたが、業者の方が持ってきてくれたタマイブキは、やはりまだまだ小さく、正門に比べるとなかなか貧弱に見えます。
業者の方によると、以前のような立派なタマイブキに成長するまでは、2年くらいかかるとのこと。2年後のタマイブキの成長に期待してください。