皆さんは、『ガス燈』というものをご存じですか?
今私たちが使っている電気とは違い、ガスを燃やして発する光を利用する明かりのことで、日本では1982年(明治5年)に
横浜で最初に使用され、その後、東京の銀座レンガ街に街路灯がついて有名になりました。
現在は、非常に貴重な存在となったガス燈が、興風会館の入り口脇に立っています。
↑ これです! その名も『照隅燈』と言います。
『照隅燈』は、昭和4年の設立当初から立てられていたものではなく、平成2年に、当時理事長であった茂木克己氏と野田ガス株式会社から寄贈されたもので、同年4月28日には「点灯式」が行われました。
そもそもガス燈というものは、ガラスでできた球体(火屋ーほやー)の中にガスバーナーがあり、そこにマントルを設置して燃焼させます。このような仕組みのため、年に2回の保守点検が必要になるのだそうです。
というわけで、今日はその保守点検の日です。
野田ガスの方々がガスバーナーや火屋の点検をしています。
外側のガラスも磨いてピカピカです。
全国的にも珍しいガス燈(照隅燈)。夏は夕方6時半頃に点灯します。ぜひ一度見に来て下さい!